サッカーはチームや監督によって様々な考え方のできる、受け皿の広いスポーツです。たとえば守備的、攻撃的なサッカーというのがあって、このいずれかを志向するのが監督です。
そこには、個人の経験や自身が育まれたサッカー文化があるでしょう。そこで、日本代表に提言です。
外れ値を叩き出して欲しいのです。パスなり、シュートなり、世界トップレベルの数値を叩き出してほしい、と考えています。
スペインはカタールW杯で、800本以上のパスを日本戦で出しました。ポゼッションで60%どころではなかったと記憶しています。
ドイツは目に見えて一対一が強く、また攻守にアグレッシブでした。いずれも、勝因となる決定的なスキルを備えた好チームどころか、優勝候補でした。
ならば日本もそうしましょう。なんの数字をえげつなくするかにもよりますが、サッカー熱は増し、ファンも増えますよ。きっと面白いサッカーにもなるだろうし、思想を反映したサッカーが勝敗を分つとしたら、お客さんもスタジアムに足を運ぶでしょう。
楽しませることも大事ですが、勝つ根拠、説得力を明示し、可能性を探っていくのがいいと思います。ではまた。