我らがイタリア

 みなさん、こんにちは、こんばんは。今日はイタリア代表、アッズーリについてです。地中海の青を意味するアッズーリは、華麗なサッカーをしていたわけではなかったが、とにかく勝つことに精力を注いだチームだったです。

 「スペクタクル」も、「エンジョイ」も捨てて、「チームワーク」があったにせよ、「勝利」だけを目指した。僕はこの四つがチームには欠かせないと思っていますが、彼らは勝利への意欲が尋常じゃなかった。

 

 そのイタリアが、二大会連続でワールドカップに出場していません。出れば勝つサッカーをし、テクニックと創造性を活かしたチームづくりに、シフトしました。

 

 結果は散々でした。スウェーデンとの大一番を落とした2018年ロシアW杯に続き、2022年ではなんと、北マケドニアに敗れたのです。

 

 W杯2006年でGKとして優勝したブッフォンは、皮肉にもワールドカップ出場を逃した時のGKになってしまいました。皮肉ですね。スウェーデン戦は観ました。彼らの何が悪かったのか?

 

 率直に言って、悪いことなんて何にもなかったですね。彼らは勝つべくプレーしていた。強いて言えば、慌てふためいたところでしょうか。後半にデ・ロッシというベテランMFを投入し落ち着かせようとしましたが、流れは変わらず。失点もオウンゴールというものでした。

 

 僕にとってサッカーは、夢を呑み込むスポーツだと考えています。どれだけの若者が、サッカーを志して挫折を経験してきたのか、計り知れないものがあります。

 

 アッズーリほどの偉大なチームが、ワールドカップ出場を逃す。もう二度とそんなことが起こってはならないと思います。今回の欧州選手権、イタリアは出場します。是非とも手応えと掴んでほしいですね。